Q. 髪は乾かして寝たほうが良いのですか?
A. 髪が濡れてる状態は髪の中の水素結合が切れている状態です。水素結合が切れてると
髪は柔らかくなり、とてもダメージしやすく摩擦なのでキューティクルが剥がれて
しまいます。寝る前はドライヤーで乾かしてください。
ヘアケア剤 Q&A
Q. トリートメントはどこに付ければ良いですか?
A. 髪のダメージは毛先にいくほど大きくなっております。毛先はキューティクルがなく、
毛髪内部がむき出しの状態で、毛先から髪のタンパク質が流れ出てしまいます。
そのため、トリートメントは毛先を中心に揉み込むように付け、コンディショニング
成分を補給し、本来持っているキューティクルのバリア機能をカバーしましょう。
Q. ブラシングをいっぱいすることは髪に良いのですか?
A. 過激なブラッシングは髪にとっては負担になります。過激なブラッシングにより、
キューティクルが剥がれ、毛髪内部の成分が流失しやすくなってしまいます。
Q. 肌と髪の乾燥って同じなのですか?
A. パーマやカラーをしていなくても、生まれつき水分が少なくパサつきやすい人は
います。でも「私って水分が少ない」と思っている人の中では、実はエアコンなど
生活環境の影響でパサついている場合もあります。夏の紫外線や室内の冷暖房、
除湿機の使用などで、肌の乾燥を感じたことはないでしょうか?
そのときは肌の保湿に気をつけるだけでなく、同じように髪も潤いを求めて
いますので、日頃のヘアを強化してみましょう。いつもよりしっとりする
タイプのトリートメントに変えて、特に乾燥しやすい毛先にたっぷりと栄養を。
また、夏の紫外線には、肌に日焼け止めを塗ると同じように、髪にも紫外線防止効果の
あるスタイリング剤がべすとです。
Q. トリートメントにコンディショナー、リンス。何が違うの?
A. リンスは主に毛髪表面に作用し、トリートメントは主に毛髪の表面~内部に作用し
ます。コンディショナーはリンスにトリートメントの効果を少し持たせたような
イメージで毛髪の表面~内部に作用します。
トリートメントは、カチオン界面活性剤や油剤が毛髪の表面に付着し毛髪を
なめらかにします。また、油分アミノ酸、毛髪保護タンパクが毛髪内部に浸透し、
毛髪を健やかな状態にします。これらの成分を求める質感やダメージに合わせて
使い分けています。
スキャルプケア Q&A
Q. どうして白髪になるの?
A. 「自分では気づかなかったのに、友だちに白髪を見つけられて、ちょっとショックなんです」
という人が多いいものです。
髪はメラニン色素によって色ができます。白くなるにはこのメラニン色素が含まれていないから。
メラニン色素を生み出す細胞や酵素が働かなくなると、白髪が生まれるんです。
原因は加齢や遺伝、ストレス、病気、生活習慣などさまざまで、実際はまだよくわかっていません。
一般的に白髪は、男性で平均34歳から、女性で35歳から出はじめるそうです。
血行障害など毛根に栄養が行かなくなると、メラニン色素をつくれなくなり、部分的に白髪が集中することも。
じゃあ、一度白髪になると2度と黒くならないのか?というとそうでもありません。
加齢など自然な白髪でない場合は、ビタミンA、ミネラルなどの栄養をきちんととって、ストレスをなくすことで
黒毛に戻る場合もあるんです。そういえば、白髪を抜くと増える、なんていわれることが多いいですよね?
実際はそんなことはありません。出はじめた白髪を抜いてしまうので、なんとなく目立つと感じるのでしょう。
それよりも無理に抜くことで、毛根に負担をかけることが心配です。そっと、根元から切ってあげて下さい。
白髪は出はじめる時期も、その量も場所も個人差があります。年齢ではなく、経験を重ねたひとつの証
かもしれませんね。